J-WAVE 「TOKIO HOT 100 2005」 受賞式 2006/2/24  投稿者:たか  
あらためまして、
2月24日・金曜日、「TOKIO HOT 100」の受賞式に行ってきました!

会場の「恵比寿ガーデンホール」は「恵比寿ガーデンプレイス」内にある
会場で、ライブやコンサートホールというよりは大きな会議で使う部屋?みたいな雰囲気で、ステージには映画館並の大きなスクリーン、客席は400人弱くら い…?スーツ姿のスタッフが、客数の比率に対して結構人数が居たので「厳粛な雰囲気だね」と友達と少々びびっていました(笑)

当日は先着順で、私が並んだときは前に20名ほど既に並んでました。
この日の東京は雨で、さらに「夜は雪になる」と言われてた、身を切る寒さ。外で待ってるのはかなり辛かったですが、「堅ちゃんに会えるかも」と思い浮かべ待ってました。
入り口には各レーベルの社長さん等の花束が飾られてありました。Defstarさんのもあって…これを見つけた瞬間「堅ちゃん出るかも…」って思いました(笑)

そして更に中で並んで、開演20分前?(19:30スタートでした)席に案内されてみてビックリ!位置が前から2列目のマイクスタンドのど真ん中!
これが凄くラッキーで、席が先着順の更に「整列入場」だったんです。つまり、一番先頭に並んでも、端から座らされてたんですよ。早いもんがいい位置を取れ る、じゃなかったんです。(前には変わりないですけど)で、私はちょうど2列目の真ん中にうまく順番が巡ってきたんです。
ステージとは…距離にしたら5m強?

クリスさん(ペプラーさん)が総合司会をやって、
堅ちゃんが出たMALE ARTIST部門は一番最初の発表でした。
各部門にはそれぞれナビゲーターが変わって受賞を読み上げるんですが
堅ちゃんの時はクリス智子さん。生「クリとも」さん、間近で見たけど、すっごい美人でキュート!女優でも全然イケル!って感じでした。

で5人のノミネートがステージ上のスクリーンに出て
(ちなみにJライブみたいにプロモがそれぞれに流れ、あの大画面で「POPSTAR」が流れた時、一瞬会場がざわめきました(笑いも)

「WINNERは平井堅さん!」ってなって、客席からは歓声が上がったのですが、クリスさんが「平井さんは残念ながら…今レコーディング中ということで、 残念ながら今日は来られません」(申し訳なさそうに)って最初は言ったので、「やっぱ来ないんだ…。うん、まあ、しょうがないよな…」って落ち込む自分を 慰めてたら

「えー、なんですけども…平井堅さん、すぐそこのTSUTAYA(会場の隣?にあって並んでるとき見えました)に返却するビデオがあるそうで、それが返却 期限が迫ってるそうで、さっきそこに来たらしいんですね(この辺からクリスさんの声のトーン上がりに客席は「えっ?!」みたいな感じ)…それで…ついでに (笑)…会場に来てくれました!」
客席は笑いと歓声が!!
そしてステージ右サイドからひょこひょこっと歩いて来る(ホントそんな感じ)堅ちゃんが!!

確かに色は白く(冬眠してるから?)そして相変わらず細かった…。
堅ちゃんって休みに入ると痩せるんですか?!(笑)
ドームの時と比べて華やかさって意味では、欠けていましたが(笑)
でも顔がホントにめっちゃ小さくて、そして生で久々に至近距離で見る堅ちゃんは雑誌やTVで見るより数倍かっこいい!!

どっちかというと芸能人っていうより何もかも本当に「素」って感じで
「ホント、この人かっこいいなあー」みたいな普通のにかっこいい男性、っていう印象でした。(とにかく普通っぽかった)
服装はジャケットでしたがカジュアルなもので春っぽかったです。襟ぐりが結構空いてたので、胸元に見入ってました(笑)肌が見るからにきれいでした(笑)穴がところどころ開いたジーンズ、靴はスウェードっぽい生地のモカっぽい色。

久々に人前に出たからなのか、とにかく、おろおろしてたっていうか、なんかきょろきょろ視線も彷徨ってて、とても不安げに見えました。とても芸能人、っていうか10年目を迎えたシンガーには見えなかった…(笑)

最初の挨拶は私が興奮しまくってて全然覚えてません。だって、目の前には堅ちゃんが微笑みながら話してる、話してる…うわーーー!
って感じだったんで(笑)
ネットの記事であったように
「身に余る光栄です。本当にありがとうございます」ってかなり真面目なコメントだったように思います。

私の感じたことですが、
堅ちゃんて、スタンドマイク&手がふさがってるって状態が、
たとえ、歌ってなくても苦手なんじゃないでしょうか??

受賞後、両手にはトロフィーと「ビール1年分」の目録(大きいボード)
がふさがってて、堅ちゃんの得意な「手ひらひら〜」が使えない!(笑)
「これ…誰か持ってくれないかなー?」みたいな感じの仕草を何回かしてたように見えました。(持ちにくい・・・みたいな)堅ちゃんは手が空いてないと、調子が出ないのか?
トロフィーを貰うときもキッチリ、お礼をしてるのも印象的でした(相変わらず腰が低い!)

ココで覚えてるのはクリスさんが
「もう6年連続ですよー。ここまで来たらもう余裕ですよね。ベスト男性賞はもうオレのもの!みたいな感じですよねー」
って振ったら
堅ちゃんが「いやいやいや!もう…そんな…とんでもないです!」
って少し困りながらの表情で、はにかみながら必死に手を振って否定してたのが「あー、堅ちゃんらしいー!」って嬉しく思いました。

クリスさんは長年堅ちゃんを知ってるていうのもあるのか、ラジオでゲストの時も思うのですが、「堅ちゃん、堅ちゃん」ってすごく親しい(かわいがってる)感じがしました。

そして、プレゼンターのクリス智子さんに
「どうですかー、平井堅さんは?」って振って
智子さんがいきなり振られたので「えっ…?いいですよねー」って言うと、
堅ちゃんが「なんかいつも僕を前にすると、目が泳いでますよねー。ホントは、どうでもいいんですよねー」
って突っ込み(笑)その後なんか2人でこそこそって話して、2人で声を出さずに笑いあっていたのが、とても自然で楽しそうでした。

ク「で、今日はTSUTAYAにビデオを返しに来たついでに寄って下さってね…」
堅「あ、でも僕ね、昨日ホントにビデオ借りにTSUTAYA行ったんですよー」
ク「何借りたんですか?」
堅「えーっとねー…(思い浮かべて上を向く)…あ、あれ?!えーっと、何借りたんやっけ?!あれ?あれ?思い出せない…(かなり焦ってる)」
かなりの時間悩んでました(笑)この「あれ?あれ?」っていうトコロが
まさに伊勢神宮の「柄杓で水を飲むシーン」を生で見たようでした(笑)

ク「…思い出せないんじゃなくて、言えないビデオを(笑)借りたんじゃないですかー?」
堅「…そんなことないです!言えますよー!(笑)…あ、思い出した「HIDE&SEEK」です。あのー、ダコタ・ファニングちゃんと、ロバート・デニーロがでてるやつ」
ク「へー。そういう映画が好きなんですか?」
堅「好きっていうか、この前飛行機に乗ったときに見たんですけど、最後10分が着陸で見れなかったんです。で、とても気になって…借りたんですよ。あと「・・・」も借りましたねー(聞き取れなかった)」

それで
クリスさんが「今日は堅ちゃんも大好きな、ジェイミーカラムが来てます!」ってジェイミーの紹介をして

ク「堅ちゃんはジェイミーのファンということで…」
堅「はい、そうなんですー。もうライブの楽屋とかでジェイミーのCDとか、DVDとかいっつも見てるくらいホント、好きで…。そうそう、ボク昨年ツアーを やっていたんですけども、そのライブが終わった後のバックミュージックに彼の「These other day」をかけてたんですよー」
ク「へー、そうなんだー」
…心の中で、「ツアーの時、そうだった!そうだった!」って思い出して、ココを聞いて凄く嬉しかったことを覚えてます。

ク「ジェイミーのどんなトコロが好きなんですか?」
堅「こう見ると本当に若いんですけど、外見と違って歌うといくつ?みたいな渋い声が魅力ですねー」

私の中で、当日一番印象的だったのが
「では、彼の演奏を一緒に堅ちゃんもステージで聞いてください!」ってなり、ジェイミーがピアノに向かい、堅ちゃんは最初ピアノ横に居たんですが、自分もステージに居るのは、悪いと思ったのか(ジェイミーがメインだから)
スタッフに自ら「僕は向こうに行きます」みたいなジェスチャーをして、自分でクリスさん&智子さんの居るプレゼンターのテーブルの、さらに後ろの、暗いス テージ袖に引き(後ろの人はこの時点で堅ちゃんは見えなかったと思います)そこで立ちながら1ファンとしてジェイミーのプレイを真剣に見ていた姿 が・・・。堅ちゃんらしい謙虚さと、人に対する優しい気遣いを目の前で見た気がして…(私にはそう見えました)とってもさりげなく、大人で、自然で、カッ コよかったです。
天下の平井堅なのに…(笑)誰に指示されるでもなく、自分でそうする姿にまた惚れ直しました。

演奏が終わって、クリスさんが
「堅ちゃん、「英語」でジェイミーにインタビューしてください」と言うと
堅ちゃん、凄く見るからに動揺して
「えっ、英語、ボクしゃべれないんで、ムリですよ!!」
ク「いやー、みなさん。堅ちゃん英語凄く上手いんですよー。もうペラペラなんです。…じゃどうぞ!」ってクリスさんはけしかけて(笑)

堅ちゃんは「どうしよー?」みたいにおろおろしながら、意を決したようになんか急にジェイミーに対し、ウケを狙ったのかわざとらしい発音で
「さんきゅーーー!」(ホントに、こんな日本語発音)
って右手上げて言ったんですが、ジェイミーはきょとんとするし、客席むっちゃ静まり返って(笑)
堅ちゃん、「やってしまった…」って感じで苦笑して笑ってました。

で、またその発音で、
「あい らぶ ゆあ、みゅーじっく!」(I Love your music!)と言い
クリスさんがそこで間に入り、ジェイミーと客席に説明するかのように
「堅ちゃんね、ホントは凄く英語上手なんですよ。発音とかも本当にすっごく良くてねー。本当は全然しゃべれるのに、なのにこの人、そういうのを見せず、わざとこういう風に言ってるんですよ」って言ってました。

堅ちゃんは「いやいや、そんなことないです」って言いながら、また
「あいむ るっきんぐ ふぉわーど とぅ ゆあ、らいぶ!」
(Im looking forward to your live!)
って笑いながら、言い続けてました。
きっと知らない人が聞いたら「平井堅って英語話せないんだなー」って思ったでしょう(笑)

ク「堅ちゃん、何かジェイミーに質問とかは?」
堅「えっ、し、質問ですか?!えーっと…(考える)「えー、…では好きな食べ物はなんですかー?」(急に日本語になったので、クリスさんが笑ってた)
ジェイミーが「えー、ヤキトリ・・・」って言うと
堅ちゃん、なぜかツボだったようで「ヤキトリって・・・!!」ってウケてました(笑)

この会話の中で、子供が「えーーん」って鳴く声が。一瞬ステージに居る皆が「んっ?」って感じになって、そしたらまた「えーん」ってなって。
そん時に堅ちゃんがジェイミーと(かな?)「泣いてるねえ」みたいな感じで一瞬ですが、ニコッって笑ったのが、とても優しい性格が表れてるようでした。

堅ちゃんとジェイミーが直接絡んだのはここだけで、基本的にはクリスさんが質問して、訳して、皆に話すんですけど
堅ちゃんは常に真剣な表情でジェイミーの方を向き、話を聞いていて、クリスさんの訳を聞く前に「うんうん」って頷いているのが印象的でした。
同タイミングで笑ったり、表情を変えていたので、どう考えても、英語を完全に聞き取ってるな、って感じでした。ホントはしゃべれるのに、皆の前でそれをやらないのが、また、堅ちゃんらしかったです。

久しぶりに見る生の堅ちゃんに、また思いっきり打ち抜かれました。
外観が、というよりはなんかその人柄の良さを間近であらためてたくさん感じられたような気がして、やっぱりこの人のファンでよかった、って思いました。

最後に、「平井堅の、何がカッコいいのか分からない」と
今までずっと私に言い続けてた友達が、授賞式終了後、
「平井堅ってあんなカッコいいと思わなかった。爽やかで、謙虚で…今まで思ってたイメージと全然違う。・・・ホント、カッコよかったー」って言ってましたよ!

☆おまけ☆
最後の賞のナビゲーターは「GROOVE LINE」でおなじみのピストン西沢さん&秀島史香さんだったんですが、ピストンさんは堅ちゃんが大好きで(笑)
しょっちゅうラジオで「平井堅は〜」とか言ってるので、何か触れてくれないかと、期待してました。すると…。彼らはこの日寸前まで生放送があったので、クリスさんが各賞を説明することになり、

ク「「MALE ARTIST」は6年連続で平井堅ちゃんだったんですよ」
ピ「え、今日の平井堅は胸元は開いてた?!」
ク「胸元?(ピンとこなかったようで)…えー…そんなに開いてなかったと思いますけど…」
ピ「そうなの?(ガッカリ)じゃあ、オレが開ける!」
と上ジャージのファスナーを降ろしてました(笑)
クリスさんも文香さんも笑ってました。

なんかこうやってナビゲーターさんにも、話題にされる?(笑)親しみのある堅ちゃんを感じて嬉しかったです☆