3/26(日)FM三重「伊勢志摩サミット応援ソング TIME 〜歌声がつなぐレガシー〜」  

昨日のFM三重のTIMEの特番、とても充実したいい番組でした。

伊勢志摩サミットの応援ソングができるまでの背景や新たに鈴木知事のインタビューやイベントなどを振り返ってのドキュメンタリー番組でした。

サミットに対する鈴木知事の想いを語った後、応援サポーターを置いた経緯、応援ソングを堅ちゃんに依頼した理由を語っていました。

鈴木知事
サミットいうてもですね、国際会議なんで、非常に県民の皆さんとかあるいは、県外の皆さんからも距離が遠いっていうのかな?心理的距離が遠いので、とりわけ県民の皆さんにサミットを身近なものに感じてほしいと。そういう身近に感じてくれる橋渡しをしてくれる人をなんかお手伝いしてくれへんかな?ということで、公認サポーターということを考えましたね。
10月(2015年)に平井さんがコンサートをやっていただいて、私見に行かしてもらいまして、大ファンでありましたのでね、控室に行った時に、平井さんからも何でも三重県のサミットのことも含めてお手伝いできることがあればやりますよ!ということをね、おっしゃっていただいていたので、おっ!と、ちょうどそういう公認サポーターみたいなことを考え始めていた時期と重なっていたので、こらええな!っていう風に思ったんですね〜。
平井さんのご理解を頂いた、事務所の皆さんにもご理解頂きました。
でもまあ政府と調整するときにね、何で国際会議に公認サポーターが必要なん?とか、何でそういうのやらなあかんのか?という官僚の方達に説明するのが時々苦労しましたけど、でもやっぱり、平井堅さんの人気と知名度とそれから今まで地域にしてきてもらった貢献とまあ、最後はちゃんと理解してくれて、政府もよっしゃ!それやったら平井さんに行ってもらえ!っていう風になりましたね。
平井さんが非常にFM三重で番組やられたり、アニバーサリーソングを作られたり、「桔梗が丘」っていう歌を作ったり、非常に三重県への想いが強いなっていうのを思っていたのと、海外でも活躍されているので、トークも面白いですけども、やっぱり何と言っても平井堅というのはう「歌」なのでありますから、みんなの心に残るそういう曲があるとええな〜というそういうのは、公認サポーターをお願いしようと思った頃から考えてましたね。

★2016.2.17東京日本記者クラブ
公認サポーターの就任を発表し、応援ソングへの期待を語った
その時の堅ちゃんを公認サポーターに選らんだ理由や、堅ちゃんも受けた理由などを語ったインタビューの様子が流れました。
(過去記事に記載したので省きます)
一部
いや〜もう知事にええ感じで〜!って言われて、ふわ〜っと言われてどうしようかな?と。
平和とか雲をつかむようなことより、半径1メートル以内小さいことから、人と人の繋がりを書けたらなと

★3月下旬、FM三重の開局30周年サミットでのイベントで鈴木知事と中継で話した内容
あんぱんまん!っていきなり
映像がスカイプで途切れる中
鈴木知事のコメント
まずは、僕がファンである。地域に対する愛情が強いな、あとは抜群の知名度!これしかないですわ!
応援ソングの作り具合はどうですか?
堅:絶賛制作中です。もうじきできます。
知事がふわっとええ感じって言ったのが僕を苦しめてます。
でも、ええ感じにしますんで。ラブ&ピースをただただ両手を広げてっていうんじゃなくって、僕なりの僕目線の言葉で歌えたらなと思って今書いてますんで。頑張ります!

★鈴木知事のインタビュー
あんまり、曲のイメージを僕自身持っていなかったんで、確かに平井堅さんにも、ええ感じで頼みますわってそんな感じでお願いしたなあと思いますし、県民のみなさんが距離を感じてもらえるような風にしてほしいなあということは言ったと思うんですけど。
あとはなんちゅうか、丸投げでしたね。平井さんに。
富田:本当にええ感じだけだったんですか?
ええ感じ、ええ感じでお願いしますわみたいな。
バラードがええとかポップな感じがええとかそんなことは全く言わずにええ感じでお願いしますわしか言いませんでしたね。
富田:歌詞についても?
歌詞についても
平井さんが三重県のことについてもよ〜くご存じ頂いてますんで、平井さんの感覚に任せるしかないなあっていうかそんな感じでしたね。

★3週間後の4/16、第三回伊勢志摩サミットフォーラムで、「TIME」のデモ音源を公開
その後「NOW ON AIR〜やっと逢えたね〜」で初フルオンエア
当時のオンエア内容をそのまま流してました。

♪「TIME」

伊勢志摩サミットまでの期間中、あらゆる場所で流れていた。
5.22オープニングセレモニーで、官僚の前で「TIME」を披露し、公認サポーターの仕事を全うした。

★松坂市立松江小学校の4年生の社会の授業で三重県のことを学び、11月伊勢志摩サミットについて発表することになって、4年生全員で「TIME」を合唱することになった。

音楽の森先生のインタビュー
楽譜探しに奔走していた。
県の方も探してくれて、実はないんですって言われて、どうしようかな?と思っていた時に、そういえばFM三重で番組やってたよね?とFM三重の人に問い合わせてみたらどうやろな?と思って問い合わせたのがきっかけで、その時、ないっていうので終わるんじゃなくて、色々資料を作って下さったり、この「TIME」ができるまでの流れという部分、ただ単に子供たちにこれ歌うからはい覚えて歌おうじゃなくて、サミットがここで開催されるに当たって平井堅さんはどんな思いで作ったんかな?とかそういうところも辿らせたいなというのがあったので、資料がほんとに有難かって、この時期にこんな活動しとったよとか、この時期にお披露目したよとか、一連を辿って事務の先生が「TIME」をライブで公開した時の映像を録ってあったので、それを子供達と実際に見た時に、子供たちは目が点になって、子供たちは「これ歌うんや!」みたいな感じで。
みんな結構平井堅さん知っていて、だって三重県の人やろみたいなすごくなじみもあって、色んな曲、親と一緒に歌ってたりしてて、「え!歌えるんや!」みたいな「え!すごい!」みたいな憧れがすごいあって、なので、この曲やるって言った時に子供達すごい乗り気というか、覚えて早く歌うぞ!みたいな。
私が思っていたよりも、曲自体がすごく難しかったので、まず、堅さんの原曲のキーでいくと子供たちは到底声が出ないなと思って、まずキーを上げなきゃいけない、子供の歌声に合わせなきゃっていうのですごく焦っていて、私自身が。
結局楽譜がないから耳コピでやるしかないと。でもその方が子供たちに合う音が作れるし、それはそれでいいかな?と思って、私もすごく勉強になったので。それが取り組む最初っていうか。
子供たちは私が思っていた以上にすごく入り込んで、すごくすぐ覚えて、CDを教室で流して子供達で歌ってたりとかすごくなじみがあって。

★「TIME」の合唱の練習の様子も流れてました。

★子供たちは平井さんの「TIME」に込めた思いをどう受け止めたのでしょうか?

*故郷を思って優しい気持ちを込めたと思います。そうやって歌を作ったように感じられたからです。
*時間の中で人々は色んなことがおこり、色んなことを捨て未来へとつながっていくんだというようなことを思って、この「TIME」というタイトルで曲を作ったんだと思います。
*「TIME」という題名なので、時間について、伊勢志摩サミットで話し合われた、今の地球での様々な問題などへの想いを込めたんじゃないかと思います。
*平井堅さんがこの歌に伊勢志摩サミットへの応援曲というだけで作ったのではないと思います。「TIME」は色んな人に愛ということや平和ということを伝えたかったんじゃないかな?と思います。
*僕たちの故郷、三重県の過去と未来はどんな世界かを歌っていると思います。
*自分のふるさと三重が好きだという気持ちを込めて歌ったんだと思います。
*「TIME」は平井堅さんが三重県の良さを伝えてくれた曲だと感じました。

★「TIME」の練習風景が流れました。

★2か月「TIME」を練習してきた子供達の担任、タガワ先生のインタビュー(TIMEを歌うと決めた先生)
初めて聴いた時には、ほんとに鳥肌が立つというか、子供たちが自分たちの想いを乗せて、歌詞の指導、内容の指導もしてもらったし、平井さんがどういう風に思われてこの曲を作ったか、どういう風に歌っていこうという思いのこもった歌だったので、すごいな!子供って!
子供が歌うっていうのは、全然大人が歌ってるのとはまた違うものがあるなっていうのを感じましたね。
伊勢志摩の応援ソングとか故郷の応援ソングというよりは、もっと広い「TIME」時の流れの中で、色んないいものもあり、悪いものもあり、素のものも全てさらけ出しながら、時が巡って行く中で、人が成長して行ったり、誰かと出会ったり、ひとつの流れっていうか人生というそういものを感じれるのがよかったかな?って。
一人の女の子なんかは、私がこの「TIME」が好きなのは、平井さんの“想い”、想いがすごく感じれるからすごく歌っていて楽しいとかって言ってたので、子供たちも歌っていく中で、自分の気持ちをどんどん歌に乗せていけたのかな?という感じがします。
やっぱり社会とのつながりもあって、ずっと三重の特産とか、ワーキングディナーで使われた食材であったり、その食材が例えばあおさであったら、地元の松阪の海で採れるその方との出会いがある、何か出会いがあったらやっぱり曲も蘇ってくる、音楽ってやっぱりそんなものなのかなと思うし、彼ら、今流れたら口ずさむし、なので、一年間通して彼らの中にはずっと流れてるんじゃないのかな?って感じてます。

★11/3松阪市立旧松阪市民文化会館での発表会の模様
学習内容の発表のよびかけと、「TIME」の合唱の様子が流れました。
4年生とは思えない立派な発表でした。
「TIME」の歌声が、ほんとに素直な子供達の想いがこもっていて、ボロボロと涙が流れてきました。
ちょうど同い年の子供がいるので、合唱を参観に行って号泣している親の想いでした。
堅ちゃんの歌をこんな風に子供達の声で聴くと、ああ、こんな思いだったんだとか色々堅ちゃんの想いが浮き彫りにされて、余計に感動しました。
堅ちゃんの大きな意味を込めた思いがちゃんと子供達にも感じとってもらえたことが嬉しくて、ボロボロ泣けてきました。

★子供たちの「TIME」への想い
*私は平井堅さんが作ったこの曲にみんなの平和や愛という思いが詰まっていると思うので、その気持ちを伝えたかったです。
*サビの部分の歌詞が伝わればいいなと思って歌いました。
愛がテーマだから、愛は時々見落とすけれど、愛の大切さが伝わればいいなと思って歌いました。
*サミットを勉強して他の県に三重県の素晴らしいところが伝わったと思います。
「TIME」を聴いてもらって三重県の素晴らしさを伝えたいです。
*「TIME」は平井堅さんが三重県の良さを伝えてくれた曲だと思いました。
私はサミットの開催と「TIME」は三重県の誇りだと思っています。
*ふるさと三重県に対して、ありがとうと思いながら、温かい気持ちで歌いました。
平井堅さんもそういう気持ちで歌ったのかな?と思います。
*「TIME」は私にとって大好きな曲なので、歌っていると気持ちが落ち着きます。
大切にしていきたいし、忘れられない歌だと思います。
*悲しい気持ちや嬉しい気持ち、色々な気持ちを届けたい、これからの未来は僕たちが作りたいという気持ちで歌いました。
*「TIME」は伊勢志摩サミットの応援ソングなので、平井堅さんが「TIME」に込めた気持ちと、伊勢志摩サミットは世界の代表者が集まって未来について話し合うすごい計画だということを伝えられるように歌いました。
*みんなに、三重県の優しさや素晴らしさを知ってほしいという思いで歌いました。
*「TIME」を歌うときは、笑顔で歌うことを心がけています。
歌詞の「流れの中尖った石は形を変え」というところが好きです。
*サミットを学習して思ったことは、三重県てすごいところだなということです。
「TIME」を歌っていくうちに、この歌は私たちの人生を表しているように聴こえてきました。
素晴らしい歌だと思って歌っています。

★音楽の森先生のインタビュー
堅さんの想いを知ってそれを大切に歌いたいとか、ただ単に覚えて歌うではなく、やっぱりその曲を作った人の想いとか、そのサミットに関わった人の想いを知ったうえで歌うと、やっぱり歌声が違うかな?と。それは子供達も感じ取って、この発表で自分たちがみんなの想いを背負って歌うというのをすごく感じとってくれたかなと感じています。

★鈴木知事のインタビュー
富田:知事が思いを託し、平井さんが思いを乗せて作った「TIME」子供たちにどう届いていましたか?
子供たちによく伝わっていたなという、サミットが開かれたこと、三重県の良さだけじゃなくて、愛とか平和とかそういうものが大切なんだっていうようなことも、十分本当に子供達にもよく伝わっていてすごく嬉しかったなあと思いましたね。
富田:サミットを後世に伝えていくレガシーの一つとして、「TIME」をこの思いを伝えていかなきゃいけませんね。
そうですね。正に歌詞にもあるように、遥か昔から繋がっている今、それから、遥か未来に繋がる今、伊勢神宮を中心とした神道の考えの中で「中今」っていうのがあるんですよ。
時代はずっと繋がっているけども、今この瞬間をしっかり頑張っていこうと集中していく、それが大切だ。今を大切にしていくことが大切だということが、先祖への敬いや未来に繋がっていくんだという、まさにそういうのと通じるものがあって、三重県で育まれている精神性の良さをね「TIME」に繋がっているなと思います。
サミットは今回、私たちにきっかけとか、気づきとかチャンスを与えてくれたんだと思うんです。
これからもっと三重県を良くして行こう、もっと三重県を好きになろう、もっと三重県を情報発信していこうというために、行動を起こす、チャンスやきっかけや気づきをくれたんだと思います。
なので、サミットをこれからに活かしていくために、今、三重県民の皆さん、みんなが今を大切に、一日一日を大切にこの三重県を好きになって頑張って行ってほしいなと思いますし、僕もその先頭に立って頑張って行きたいと思います。


伊勢志摩サミットを振り返っての特集でしたが、ふんだんに堅ちゃんの「TIME」への想いがしっかりと詰まった、この1年間を走馬灯のように振り返って、私自身も、三重で生まれ三重で育って今も三重にいて、堅ちゃんの三重でのイベントに参加できたことの有難さや、色んな思いが溢れて、しみじみと堅ちゃんへの感謝の想いも溢れるいい番組でした。
堅ちゃんをオファーしてくれた鈴木知事にも感謝します。

子供達が、堅ちゃんの歌を何度も聴いてくれて、色んな思いを理解してくれて、一生懸命練習してくれたことにも、胸が熱くなりました。

できれば、堅ちゃんにもこの番組を聴いてもらって、感想を聴いてみたいですね。
堅ちゃんが一番嬉しいはず。