2016.8.17(水) FM802「FLiPLiPS」 投稿者:きゅーちゃん

  加藤:この夏はお忙しくされていますか?
堅:そうですね。割とバタバタ仕事しております。
加藤:その中でちょっとでもオフがあったらやりたいことありますか?
堅:え〜〜。でもこの夏の後半にちょっとお休み頂けそうで、ちょっと旅を計画しています。
加藤:いいですね。計画してる時ってすっごい楽しいですよね
堅:計画してる時が一番楽しいですよね。
加藤:一番楽しいですよね。行ってみてももちろんなんですけども。
ワクワクしてる時が一番楽しかったりしますが。
リスナーの皆さんも夏旅に出られる方も多いんじゃないかと思いますけども、是非その時にはこのアルバムも一緒にということで。
堅:上手い!
加藤:無理やりという説も今ありました。
突然来ました。
ニューアルバム「THE STILL LIFE」が先月発売となりました。
聴かせて頂いて全方位平井堅みたいな。
曲ごとの色合いも様々ですし、その曲それぞれの歌の表情っていうのが本当に豊かだなあと思いながら聴かせていただきましたが
堅:今回割と自作の曲が多かったので、せめてサウンドは色んな方々にコーティングしていただこうと思って、若い勢いのある方から大御所の方まで、色んな方にサウンドプロデュースしていただいて、僕としては凄い贅沢な初めてお仕事する人もいたし、刺激的なレコーディングでした。
加藤:歌詞のおもしろさとかも感じながら聴かせて頂いたんですけども、平井さんは私の勝手なイメージですけども、ミュージシャンではない日常といいますか、普段の生活をとても大事にされてるなと感じたんですけども
堅:ほんとですか。でもそうかもしれないですね。
ていうか、わりと、全然ミュージシャンじゃないっていうか、もちろん音楽をやってるけど、歌い手という意識が強いんですけど、日常が全てかもしれない
仕事をお座なりにしてるとかじゃなくて、日常が全てで必ずそれが歌に還元されるので、ようするに一緒なんですけど、日常をお座なりにすると歌も歌えなくなるというか
加藤:入らないくなっていくんですか?歌の中に
堅:あと人と仲良くなったり人を好きになったり、人を嫌になったり、人だけじゃないけど、酔っぱらったり、酔っぱらって後悔したり。
そういうのが歌になっていくってうか。作詞作曲もそうだけども、歌うことにつながるというか。
その喜怒哀楽が。
加藤:感情を知るというか
堅:そうですね。
加藤:このコーナーはこだわりをテーマにしているコーナーで、ほんとにこだわりがたくさん詰まったアルバムでもあるんですけども、こだわりのドライブソングというのを伺っています。
ドライブ行きますか?
堅:あのお恥ずかしながら、ペーパードライバーなんで、車持ってないんですけど、後部座席、もしくは助手席に乗るのは好きですね。
で、ドライブっていうか自分が運転するわけじゃないんですけど、わしゃわしゃ賑やかしながら海行ったりっていうには好きですね。
加藤:特に今は関東とかでも、好きなドライブコースとか、自分が運転してなくても気持ちいいよなっていう道とかあったりしますか?
堅:僕、大学が横浜だったので、しょっちゅう鎌倉とか由比ヶ浜とか行っていて、江ノ電とか電車乗り継いで行くときもあるし、鎌倉街道とかが大学時代、友達とドライブとか行った時にいつも走ってたので、あがりますね。
加藤:鎌倉街道ってどんな景色なんですか?
堅:鎌倉街道って僕が走ってた道は、海とか全然、抜けのわ〜おとかいう景色ではなく、ただの雑多な道なんですけど、それが思い出の道っていうか、そこでドリカムかけて皆で歌ったなとか、サザンかけて皆で歌ったなとか、思い出補正されているというか
加藤:なるほふど〜。羨ましい、同乗してみたいです。
堅:いやいやいや、誰も聞いてくれないですけどね。皆歌ってるから
加藤:全員熱唱っていうパターンですね。
毎月一つテーマを決めてるんですけども、「ドライブしながら、熱唱ではなく、クールサマーできる1曲」ということで選んで頂いたんですけども、この曲はどんなポイントがクールになれますかね。
堅:まず曲がクールですよね。僕そんなに洋楽とか詳しくないんですけど、この曲はMVまず見て、MVがかっこいいんですよね。
この方の、最後炎になってくるくるくるって舞うんですけど、そのマイケルっぽい動きや、曲がキャッチーで、ドライブにも合うし踊りたくなる、風を感じながら湾岸線とかを走るとすごくいいんじゃないかな
加藤:ちょっと都会の匂いもしますもんね。

♪ The Weeknd / Can't Feel My Face

加藤:この曲は802でもヘビーローテーションだったりして
堅:あ〜そうなんですか。ヒットしてますもんね。
加藤:グラミーもすごかったですからね。
1曲選んでいただきましたけども、かっこいいというよりもサウンドもそうですけど、彼たたずまいも独特ですよね。
堅:髪もかっこいいしね。
加藤:やるんですか?あのヘアースタイル。いつかそんなことが
堅:いやいやいや、44でやったらハゲますよ。頭皮大事ですからね。
加藤:いつも思うんですけど、とても柔らかなふにゃっとした髪ですよね、平井さん。
堅:それ褒めてるんですか?
加藤:すごい褒めてます!羨ましいですよ。
堅:僕、癖っ毛で猫っ毛なんですよね。だからよくパーマなの?とか言われるんです。
猫っ毛だからね、腰ある髪に憧れますよ。
加藤:まそれ私もわかります。ふにゃふにゃなんで。

色々な音楽も幅広く聴いてらっしゃるんだなっていうのもよくわかったんですけども、改めてアルバムの歌の力なんですけど、私「かわいいの妖怪」が大好きなんですけども。
堅:ありがとうございます。僕も好きです。
加藤:これはすごい!にやにやしながらワクワク聴きました。
堅:よかった〜!僕女性を敵に回すかなとちょっとヒヤヒヤしながら書いてたんですけども
加藤:若干ひやっとしますけども、聴いててはっと自分を振り返る感じはあるんですけど
堅:ちょっと揶揄した部分はあるけどもそれでいいじゃんていうね応援する女性の
加藤:これ、プリティモンスターとかの英語のタイトルではなく「かわいいの妖怪」ってところが素敵だなと思いました。
堅:すごいタイトル迷って、かわいいの妖怪って日本語としておかしくて、美しいの人みたな
「かわいい妖怪」にするか「妖怪かわいい」にするか「かわいいの妖怪」にするか凄い悩んで
妖怪ろくろ首〜みたいなもので、妖怪かわいいみたいな、妖怪のっぺらぼうみたいな
かわいい自体の現象のおどろおどろしさってことで、「かわいいの妖怪」
加藤:私はこの曲がニューアルバムで一番クールサマーな曲だなと思ったんですよ。
堅:トラックもクールだしまず、妖怪自体が冷っとしますからね。お化けですからね。
加藤:そこのプラスですよね。とてもタイトなファンクチューン
ニューアルバムで一番涼しい曲は何かな?と思いましたけどもこれですかね。
堅:僕もそれだと思いますよ。トラックもクールだし、歌詞も気持ち悪いし、いいじゃないですか冷っとして。
加藤:また堅さんの歌い方っていうのがねサウンドにピタッと寄り添う感じがすごいな~と思いながら聴いてるんですよ。
堅:グロい歌詞なんだけど明るく歌ってる感じが。「血が流れてる〜」みたいな。
加藤:明るい~と思って。
堅:変態ですよ。
加藤:最後にりリスナーの皆さんに残暑見舞いを頂いてもいいですか?
堅:残暑見舞いね。残暑が厳しいざんしょ。ってね
加藤:かぶった〜今
堅:痛いこと言っちゃいましたが。
今年ってそんなに猛暑じゃないんでしょ?
厳しい残暑じゃないかもしれませんが、まだまだ気を許さずにね、そして何でしょうね?
ひと夏の恋をした人も、ちょっと破廉恥なことをしちゃった人も、あの〜(言葉が出ない)
何も出てこなかった今・・・やっぱ夏じゃん!よかったじゃん!てことで
加藤:この夏楽しかったな〜ってことで
堅:僕もいい夏になったんで、来年の夏も楽しくやりましょう!
へたくそか!へたくそ、びっくりした!
加藤:そこの夏までの冬と春も楽しもうと思います。
堅:秋もね。
加藤:またお会いできるのを楽しみにしています。
堅:また呼んでください。

♪かわいいの妖怪