20110703 FM802「SUPER J-HITS RADIO」ゲスト  投稿者:ふぅ

  9時台 曲を含めて25分弱の登場でした。
(声がとっても低音で、ゆったり話してました♪)
☆パーソナリティ  か:加藤美樹さん


か:この時間のゲストは、お久しぶりでございます。平井堅さんです。
堅:お久しぶりです。平井堅です。こんばんは。
か:こんばんは。お元気そうでなによりでございますが・・
堅:元気です!
か:ほんとにね、この番組でお迎えするのは、すごい久しぶり。2009年以来なんですよ!
堅:2年ぶりぐらい・・・
か:それも電話だったんです。KANさんの・・(笑)
堅:ですよね!・・忘れもしない・・
か:RADIO MAGICというイベントがありまして、その時KANさんと番組をお送りしてまして。
  無理やりお電話させていただきまして・・すみませんでした。
堅:覚えてます。大丈夫でした?・・ウチのKANがご迷惑を・・(笑)
か:(笑) ねぇ。ほんとに。 いやぁKANさんとは仲良しですね!
堅:なんか仲良しって言わせていただいてるのが・・、元々大ファンなんですけど、
  いろいろプロデュースしていただいていたりしてるうちに、飲んだりね、メールしたり、楽しいですねぇ。
か:あの、番組では久しぶりになるんですけど、平井堅さんのお話は いろんなかたから伺ってまして・・・
堅:ほんとですか?・・誰でしょうかね?
か:KANさんとか・・
堅:(笑) KANさんとか・・はいはい。
か:KANさんと秦基博さん、・・飲んだでしょ?
堅:そう、三人で飲んだんですよ。飲みましたよ!
か:で、秦くんを帰さなかったっていう・・
堅:いいえ! アイツは帰りましたよ。
か:(笑) フフフッ・・
堅:あのね、三人で飲んで、秦くんが4時ぐらいに呆れ果てて帰って・・・
か:(笑) そうそう、いいかげんに帰るぞ!って先輩に言っちゃいました・・って。
堅:そうなんですよ(笑) そのあとね、秦くん帰ってから、KANさんと二人でかくれんぼしてました、ずっと。
か:かくれんぼ?
堅:(笑) なんかこぅBARの中で、かくれんぼしようって・・。ちょっともうおかしいですよね。
  トイレに行って戻ってきたら居なくて・・秦くんもKANさんも。えぇ〜〜?って言って。
  お店のかたに、「さっき一緒に飲んでた二人は?」って聞いたら、「さぁ?知りません」って。
  じゃあね、隣のビルにいたんですよ・・マジで(笑)
  そっから かくれんぼブームになって、二人でやってたんですよ。
か:(笑) ちょっとまって、隣のビルにいるんですか?
堅:なんかね、隣のビルっていうか、BARの隣のお店のトイレとかに隠れてたんですよ。
か:それ、見つけるのが大変じゃないですか?
堅:ぐるぐる回ってとか、下まで行って・・とかして。そしたら隣のへんな隙間とかにKANさんが隠れてて・・。
か:(笑) ちょっと変わったかたですよね。でも楽しいですよね。
堅:(笑) 楽しいですね。えぇ。
か:まぁそんなKANさんとの飲みのお話もありますし、三谷幸喜さんとお目にかかる機会がありまして。
堅:あ〜ほんとですか (笑)
か:その時は「一人じゃない」をかけさせていただいたんですけど。
  「僕の数少ない友達の一人です」とおっしゃってましたよ。ふふふっ・・
堅:(笑) ヘヘヘッ・・そうですね、幸喜ちゃん・・・
か:(驚)幸喜ちゃんって呼ぶの?
堅:(笑) いえ、呼んでないです。初めて呼びました。三谷さん・・
  こないだ、「ご愁傷さまです。今度慰めてあげます」ってメールしたら、
  「お願いします」ってメールが来たので、一応元気そうっていうか、なんとか大丈夫そうです。
か:でも、遊びかたが楽しいですね。
堅:そうですね、あとその・・皆さん 元々好きな・・三谷さんもKANさんも、
  まぁ秦さんも・・「まぁ」ってことはないか (笑)、ほんとに いちファンだったので、
  作品も含め好きなのでね。楽しい、有難いですね。
か:そうして、いろんなかたとの交流も深め、エネルギーを蓄えて、アルバムを作られまして、
  およそ3年ぶりのニューアルバム「JAPANESE SINGER」が6月8日にリリースされました。
堅:はい。
か:「JAPANESE SINGER」っていうタイトルを見たときに「おぉ〜〜!」っと、インパクトある・・って。
堅:そうですよね。
か:「歌バカ」もインパクトありましたけど。
堅:そうですね、ちょっとこぅ大きく出たなと、自分でもわかってるんですけども。
か:これは自分で考えた言葉?
堅:あの〜いろんなスタッフの方々とワードを出し合った中にあって、「これだ!」って思って。
  なんていうか、その時の思いと合致したんですよね、タイトルが。
か:それはある程度 アルバムが出来上がったあと・・?
堅:もう13曲全部録り終えて「さあタイトルどうしよう・・」って言ってるときに。
  で、その13曲目に「あなたと」っていう曲があるんですけど、
  今まで 最後の曲をアルバムタイトルにすることが多かったんですけど、
  「あなたと」というタイトルとはちょっと違うなと思ってるときに、
  「JAPANESE SINGER」がボーンと来て、その法則は一旦なくして、
  このタイトルが一番自分の身も引き締まるし、タイトルに追いつこうという そういう気持ちになる・・
か:目標でもあり・・
堅:そうですね。うん。
か:「JAPANESE SINGER」っていうタイトルは、すごく勇気がいるタイトルだったのかなぁと思ったけど、
  意外にもスンナリだったんですね。
堅:でも、勇気も覚悟もいる、やっぱり強いタイトルなので、しかも赤い球を持っているジャケットですけど・・
か:そうそう。JAPANESEっていうだけあって、これはやっぱり「梅干し」かな?
堅:そうですね、梅干しですね。
  まぁでも、地球でも日の丸でもハートでも、なんかこぅ大切なものを慈しむっていう「魂」みたいな、
  僕的には イメージがあるんですけども。
  決意というか覚悟というのが、このタイトルには とても大きく込められています。
か:JAPANESE SINGERって言いながら、金髪ですけどね、ふふっ・・(笑)
堅:そうなんですよね。そのへんもなんかこぅ、真面目な部分と、自分をこぅ揶揄してる部分もあるんですけど。
  こんな顔してね、「生まれてこのかたジャパニーズ」っていうキャッチフレーズなんですけど、
  それも含め、なんか、この日本人っぽくない顔を逆利用っていう・・(笑)
か:楽しんでついた・・その「JAPANESE SINGER」というアルバムなんですが、
  そのアルバムのなかから、一曲聴かせていただきたいと思います。
堅:はい。
か:まずは とてもPOP STARな曲。これ、とってもポコポコいうゲームのような音がすごい楽しいですね。
堅:(笑) そうですね。今回のアルバム・・まぁ前から、田中直くんにサウンドプロデュースしてもらったんですけど、
  ほんとに僕にとって無くては困る、素晴らしい才能溢れる若者で・・
か:どうやって出会ったんですか?
堅:たまたまデモテープを僕が耳にして・・。曲ももちろん いい曲書くので、
  それで曲を書いてもらったり、アレンジしてもらったりと、もう長いですけどね・・もう7年とか。
か:なるほど。そんな縁から生まれた曲ですけども、テナーサックスのカッコよさもね、音の面白さを感じますよね。
堅:そうですね。
か:ではその曲をお届けしたいと思います。


♪ お願いジュリー☆


か:「お願いジュリー☆」お届けいたしました。この最後の「・・LOVE!」の裏っ返るところ、すごく好き!
堅:(笑) ありがとうございます。
か:あの、TVで歌ってるのを見たときに、帽子を投げてたのを見たんですよ。
堅:(笑)  よく・・
か:やっぱりこれは「ジュリー」は・・?
堅:そうです、もちろん沢田研二さん。「危険なふたり」って歌詞にもあるんですけど、
  沢田研二さんの「危険なふたり」っていう曲がすごく好きで、そこからこの曲が生まれたんです。
か:あの、歌謡曲とかジャパニーズポップスとかって、大好きでいらっしゃるでしょ?
堅:大好きですね〜!
か:アイドルとかね。
堅:はい。
か:このアルバムのなかにも、「Miss サマータイム」とか「さよなら マイラブ」とかっていうタイトルがあって、
  それも過去の大ヒット曲をちょっとパロってるっていうわけじゃないけど・・
堅:そうですね。今回多いですね。その辺は、松尾さん、松尾節もかなり入っていて。
  「Miss サマータイム」「さよなら マイラブ」「お願いジュリー☆」、
  このへんは、古き良き歌謡曲から引用したワードがとても多いですね、はい。
か:「Miss サマータイム」は、サーカスの「Mr.サマータイム」・・1978年。
堅:そうなんですよ。
か:「さよなら マイラブ」は「グッバイマイラブ」・・アンルイスさんの。
堅:うん。
か:その松尾さんなんですが、いろんな曲をプロデュースすると同時にアルバム全体もプロデュースということで、
  平井さんとやるのは10年ぶり・・
堅:そうなんですね。
か:10年ぶりに一緒に仕事するというのは、いい意味での緊張感も生まれるんじゃないですか?
堅:そうですね、でも、良くも悪くもっていう言い方が適切かどうかはわかんないですけど、
  仲良くさせていただいていて、会ってたので、でもきちんと久々にプロデュースをお願いしたときに、
  松尾さんからも「喜んで」って言ってくださって。で、なぁなぁの仲良しの兄弟みたいになっちゃうから、
  そういうのではなく、きっちりストイックにいきましょうっていうメールが来て。
で、ますますいいなぁと思って。なので、気持ちを新たに・・じゃないですけど、はい。
か:プロデューサーとしても、やっぱりいろんなことをアドバイスしてくれるほうなんですか?
堅:アドバイスもしてくれるし、松尾さんもよくおっしゃってるけど、とにかく無尽蔵なというか、
  どの方角から来ても 絶対ボールを投げ返すというか 知識量なので、それを僕にもとにかく投げて投げて。
  で、「平井くんがキャッチしたいものだけ、キャッチすればいいから」っていう感じなんですよね。
か:はぁ〜〜。
堅:だから、どんどん言って、こぅ揺さぶっていくというか・・。
  「Missサマータイム」では下手に歌えという司令が出たり、
  「Girls 3x」では 平井堅というものをかなぐり捨てて野卑に歌ってみろとか、
  そういうディレクションも楽しい・・
か:今出てた「Girls 3x」とかは、相当楽しんで歌ってるような・・
堅:そうですね。一番大変だったけど、でも一番「こうなるのか!」っていう、自分でも最終型が見えなかったので、
  出来上がった時は、ちょっとビックリしました。
か:じゃあ分からずに、言われるがままに歌っている・・
堅:そう。あと、松尾さんとリリックを一緒に書いて、
  その場で適当に僕がフェイクまじりにメロディを考えていくんですけど、
  すっごい早口だから、なんかそのBPMにあわせて歌えるかどうかっていうとこも、最後までわからなくて。
  だから すごい苦労しましたね、歌入れは。でも、楽しかったですねぇ。
か:もう、いろんな「平井堅」の歌が入っているのが このアルバムだなと。
  とても楽しくて、セクシーで、POPで、ファンキーで、エッチな平井堅がいるっていう感じですね。
堅:そうですね、わたくしのすべてが詰まっているといっても・・
か:でも、これをライブで歌うのは ちょっと大変ですか〜?
堅:大変そうですね〜・・でも歌います!
か:もうライブも決まっておりまして。 秋、また大阪ですけれども、リハーサルとかは・・?
堅:ツアーが9月から始まるので、8月ぐらいからリハーサルですかね。
か:歌詞を覚えるのは 早い方ですか?
堅:うん。 歌詞はね、レコーディングの段階で、100%とは言いませんが、ほとんど入ってるので。
  あとはもう、リハーサルやると入りますね。
か:ニューアルバム「JAPANESE SINGER」からもう1曲聴かせていただいてお別れになるんですが、
  これは決意ともとれるような、アルバムの一曲目で・・
堅:そうですね。これは15周年のときに、15周年記念ソングとして書いた曲なんですけども。
  これも「JAPANESE SINGER」と同じく、願望も込めてのタイトルですね。
か:人の声って、とってもあったかいですね。
堅:ねぇ、これほとんど人の声で構築してるんですけども。
  ほんとにやっぱりこう、楽器も素晴らしいんだけれども、
  肉声って・・僕だけじゃなくていろんな人の声が入ってますが、
  なんでしょうね〜・・あの「生きてる」感じっていうかね、あったかい。
か:ぬくもり・・ありますよね。
堅:そうですよね。やっぱり人間のからだ使ったものって、ハンドクラップとかストンプとか、
  もちろんコーラス・・ボイスもそうですけど、なんか 人を高揚させる効果があるんでしょうね。
  だからゴスペルとかって すごくこう・・歓喜するんでしょうね。うん。
か:たくさんの人の声が重なると、すごい力になるんだなっていうのも感じた一曲ですけれども。
堅:ありがとうございます。
か:その曲を紹介してください。
堅:はい。「Sing Forever」聴いてください。
か:今日はほんとにどうもありがとうございました。ツアー楽しみにしております。
堅:ありがとうございます。
か:平井堅さんでした〜。


♪ Sing forver