20110613 FM NACK5「GOGOMONZ(ごごもんず)」 投稿者:ふぅ
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パーソナリティ・・鬼:三遊亭鬼丸さん 横:横田かおりさん
☆3時台
♪いとしき日々よ
<それほどでもない相談室ゲスト編>のコーナー
鬼:人が抱える悩みごとや相談ごとの中で、人に言うほどでもない優先順位の低い相談ごとを
今日は平井堅さんに聞いてみたいと思います。
堅:はい。
鬼:このコーナーは、それほどでもない相談をしてもらうと、我々がそれほどでもない答えを出すという、
それほどでもないコーナーがありまして・・
堅:これが意外と難しいんですよね・・それほどでもない質問っていうのが。
鬼:そうですね。
堅:結構悩みました。
鬼:あんまり深い相談ごとだと、我々もそこまで抱えきれない、受け止めきれないんで。
それほどでもな〜い相談ごとをお願いしたいんですけど。
堅:わかりました。
えっとですね、先日タモリさんにすすめられたものがあって。
それが、体を洗うときに一切シャンプーとかボディシャンプーとかを使わずに、
お湯だけで洗ったほうが、実は清潔を保てるんだっていう話を、すごくタモリさんが熱弁をふるわれてて。
鬼:はいはい。
堅:ボディシャンプーとかを使うと、逆に、必要な皮脂まで取ってしまって、ニオイになったりとか、
石鹸のアカがついてしまう、なので、お湯で手で洗うのが一番いいんだよって
言われたんですね。
鬼:はい。
堅:でも40年近く石鹸なりボディシャンプーで洗ってきたから・・髪も、何にもつけずに洗うっていうのが、
まぁ
できなくて、・・・・そこのへんを
ちょっと背中を押していただきたなって。
鬼:(笑)・・試したこともないんですね?
堅:一回だけ。タモリさんにすごい言われて・・。
「やってみ!
だんだん慣れてくるから」って言われて、一回やったんですけど。
でも翌日に、目の前にあの・・Doveがあるわけですよ・・商品名言っちゃいましたが。
ついついポンプを押しちゃうんですよね。
鬼:習慣で。
堅:気持ちいいし。
でも、タモリさん曰く、逆にニオイになるんだよって。
横:ふぅ〜ん。
鬼:そうか〜。でもタモさんが言ってるんですよ。
堅:だからね、僕も他の人だったら聞き流したんですけど、天下のタモリさんですから。
鬼:そうですよ!
堅:タモリさん大好きなので、どうにか・・・。
そしてあの、福山雅治さんも
タモリさんに言われて、それを実施してるってお聞きして。
横:へぇ〜〜!
堅;そんなの・・・福山雅治ですよ!
福山雅治のマネしなくてどうするんですか!・・ってことですよ。
鬼:そんな、どっちがマネするとかって・・(笑)
堅:だってあんな人気者がしてるんなら
ちょっとマネしないと・・と思って。
鬼:それか、日本の芸能界がタモさんの一言によって、まだ福山雅治さんしか知らないだけで、
実はありとあらゆる・・
堅:相当ですよね。結構相当な数やってるかもしれないですよね。
鬼:永ちゃん、桑田さんあたりまで・・
堅:森光子さんまでやってるかもしれない・・
鬼:森光子さんはそうでしょう。
堅:そうでしょう?
(笑)
横:ははは・・・
堅:(笑)決めんのもねぇ・・。でもなかなかね、どうすればいいでしょうかねぇ。
鬼:これほんと、ミュージック界の中で平井堅だけが石鹸で洗ってるらしいっていう
噂が出る前に・・
堅:食い止めてくださいよ。
鬼:まずは一度お試し・・
堅:ハハハ(笑)
鬼:なんかそういうCMありましたけど、「まずは一度お試し」。いやぁこれは絶対試さないことには。
だってこれ、タモさんに会ったときに「やってみた?」って絶対聞かれますよ。
堅:そうなんですよね〜・・うん。
鬼:聞かれたら、どうするんですか?
堅:もしくは・・・二度と会わない。
横:ハハハハ・・・
鬼:逃げ続けますか?・・タモリさんから。(笑)
堅:いやいや・・会えるのはありがたい(笑)
鬼:「来てくれるかな?」「いや、それはちょっと」って?
堅:(笑)「ちょっとまだ
体洗ってるんでって」。「いいとも」って言えないですね。
鬼:多分2日3日やってみて・・
堅:わかりました。
鬼:今度
石鹸推進派の大御所におしてもらうしかないですね。
堅:(笑)闘うっていうね・・
鬼:大御所に「石鹸つけてあらわないの?」っていうふうに、みのさんあたりに言ってもらう。
堅:あんまり言い過ぎるとね、石鹸作ってるかたに申し訳ないしねぇ。
鬼:そうですね。そこは試しながらも・・・
堅:あ、わかった! だから、右半分
石鹸使わず、左半分石鹸使って、試してみます、一週間。
で、「平井君 異常に右半分臭いよ」って言われたら
どっちかで。そうしてみますわ。
鬼:逆に右半分綺麗だったり、石鹸使ってないほうがよかったり・・
まさにコマーシャルのかたじゃないですか・・二つ並べて。
堅:そうですね。
鬼:すいません、自分で解決してもらっちゃって。
堅:自分で解決しちゃいました。
横:すっきりしたところでプライベートのお話を伺おうと思います。
平井堅さん、ツイッターはやらないとおっしゃってましたけれども、
ツイッターっぽい
つぶやきを、知り合いに同時送信するというエアーツイッターが流行ってるという。
堅:そうなんです。いや、友達がね、最近ツイッターをやり出して。
なんかやってるんですよ・・くだらないことをつぶやいたり。それを横目で見てて、悔しくて。
なので同時送信でつぶやいて・・
鬼:メールで?
知ってる友人にだけ・・
堅:そうなんです。4〜5人に、TV見てて思ったこととかを
つぶやいたりすると、
友達はみんなツイッター仲間なので、「ひょっとして嫉妬なう?」とかメール来たり。
それがまたイラっときたりして。でも今はとりあえずエアーツイッターをしています。
鬼:ツイッターはあれですもんね、つぶやき・・
こないだ僕もつぶやいたんですけど、つぶやきっていうけど
叫びに近いですよね。
以外とあれ、みんな見てますもんね。
堅:そうですね。
鬼:メールの返信なんかもめちゃめちゃ早いって、スタッフのかたが・・
堅:僕はもう、メールの返信は
地球上で一番早いと思いますね。もう、すぐ!
横:へぇ〜
堅:もうなんか、打たないと気持ち悪いっていうか。
鬼:保留はないんですか?
堅:保留の仕方がわからないというか。
鬼:忙しいから
これは明日でもいいか・・っていうのはないんですね?
堅:ないですね。なんか、忘れちゃうのが怖いから・・
横:用件だけ返すんじゃなくて、絵文字とかも使ったりして? デコレーション的な・・?
堅:デコメールは使わないけど、多少の絵文字は使いますね。で、すぐ返信します。
鬼:でもすぐ返ってくると、平井さんっていつもヒマなのかな?って・・
堅:思われてるでしょうね。・・・ヒマなんでしょうね〜。
鬼:(笑)なかなか返せないことが多い
この昨今の社会情勢で。
堅:そうですかね? メールなんて
いつでも出来ません?
鬼:移動中?
堅:僕なんて、歌ってる以外は大体できますよね〜メールって。
鬼:この番組中も、ヘタしたら・・・(笑)
堅:(笑)こういう本番中以外は。
・・大体メールは出来ますよね。
横:男の人とかは、すごい遅い人とかよくいるから・・・
鬼:すごい無精なんで、見習わないと。
堅:ぜひ。・・なんかやきもきしますよね、あんまり遅いと。
横:そう、待ってしまうんですよね。
鬼:そこまで
気を遣ってらっしゃるんですね・・・
堅:しますします。
鬼:(笑)繊細・・・
横:あとちょっと気になったのが、
「ライブや飛行機に乗るとき、ここぞという時に赤いパンツをはく」という情報を・・
堅:そうですね。
横:これはどういう・・?ブリーフ的な?
鬼:まずパンツの形態から?(笑)
堅:(笑)形態までいきましたね。・・いわゆるボクサータイプのブリーフっていうんですか?
横:それをどうして履き始めたんですか?
堅:なんかまぁ、風水的に赤って運気が高まるって言うじゃないですか?
なんかこぅ・・やる気が出るというか。
ほいでね、あと、民生さんとかも、ライブんときに履いてるっておっしゃってて。
もう僕も10年以上やってます。
鬼:赤パン信仰者ですね。
堅:ライブと
飛行機に乗る時には赤パン・・
鬼:飛行機のときは何なんすか?
堅:やっぱちょっとこぅ怖いんですよね。
鬼:(笑)万が一に備えて?
堅:はい。
鬼:飛行機に乗るのも、勝負の一環みたいな?(笑)
横:そんなとめどない雑談をしたところで
一曲・・・
鬼:どめどないっていうなよ!
堅:ひどいですね。一生懸命やってるのに・・
どうでもいい話のあとに一曲・・みたいな。すごい失礼な〜!ひどい言われよう・・。
横:(笑)このあとニューアルバムについてたっぷりお聞きします。曲紹介を・・
堅:はい。怒りながら曲紹介します。
アルバムから「お願いジュリー☆」という曲を聴いてください。
♪お願いジュリー☆
<4時台>
『JAPANESE
SINGER』について紹介。
鬼:(初回限定盤)すっごくこれお得だと思うんですけど。
横:豪華〜〜!
堅:お買い得で〜す。
鬼:ヒットシングル5曲に・・
堅:いやいやいや・・・
鬼:「いやいやいや・・」じゃないっすよ〜。大ヒットシングル5曲じゃないですか〜
堅:いやいやそんなことないです・・
鬼:だって、ここに書いてありますよ・・ここにも!
堅:ウソついてます!
鬼:みんなが耳馴染みある曲の他に、今回アルバムに8曲・・。
堅:今回なんか、アルバムを聴いたときに初めて聴く曲をいっぱいいれたいなぁと思って。
新曲をたくさん
去年末から・・8曲か・・レコーディングしました。
鬼:どうしても
シングルカットになってるのが、バラード系にちょっと・・
堅:そうですね、多いので。だから、アップテンポが多いですね、新しく録音したものは。
鬼:それがさっき聴いていただいた「お願いジュリー☆」とかPOPな感じの・・
堅:そうですね、たくさん。
鬼:それで、限定盤Aには、131分のライブが入ったDVDが付いても、これ4800円。
横:これ
すごいですよね。
堅:ハハッ・・これ、太っ腹ですよね〜。
鬼:大放出な感じですね。
堅:はい。
鬼:ミュージックビデオ6曲分入ったDVDがついたほうも、3750円って。
堅:お安うございます(笑)
鬼:ねぇ。普通にCD買うよりも、そっち買ったほうがお得かな?って。
堅:ね、ほんとにね、金稼ぎのためじゃねぇぞ!っていうね。
鬼:そうなんですよね。もっとみんなに喜んでもらいたいからっていう・・
堅:そうですよ! もう・・・赤、赤、赤で、もう・・自腹きってね。
鬼:今日、なんか平井さん、ずいぶんみすぼらしい格好で来てますもんね。
堅:(爆笑)・・コラッ!!
横:そんなことないですよぉ〜
鬼:(笑)そこまでは削ってない?
堅:精一杯オシャレしてきてますけど・・これでもね。
横:めちゃめちゃオシャレじゃないですか・・
鬼:いやいや、そういうふうに言ったほうがさ、
あまりに羽振りが良さそうだと、儲かってるかと思われる・・(笑)・・違うんですよね?
堅:はい。もう今日は
新聞紙巻いてきてます!
横:(笑)そこまで言わなくても大丈夫です。
鬼:みんなに喜んでもらいたいから・・(笑)
堅:はい、そうです。
鬼:ほんとにこの
限定版AとB、すごくお得な内容となっております。
聴いたら
みなさん分かると思いますけど、バラードの感じとは違うPOPな・・
あとなんか「CANDY」でしたっけ?
堅:はい。
鬼:ミュージックビデオの中では、いろいろセクシー女優さんが出演しながら・・
堅:セクシー女優・・・(笑)あぁそうですねぇ・・PVはね。
鬼:ねぇ。
堅:そうそうそう、ラブホテルで撮影したんですよ。
鬼:「平井堅
ラブホテル初体験」って。
堅:そうなんですよね。
鬼:でも
あんまり「これで20回目です!」なんていう人もいないですからね。
堅:そうですね、具体的にね・・(笑)
鬼:ねぇ。
堅:でもあんまりラブホテル行ったことないなぁと思ってね。
「初めてかも」って言ったら、それをキャッチーにされまして。はい。
鬼:これはセクシーな曲に合わせたっていう・・?
堅:そう。でもほんとにね、あの〜、「CANDY」のPVでは、ラブホテルを一棟貸し切って。
鬼:あ、そうか。部屋だけじゃないんですね。(笑)
堅:ぐるぐるぐるぐる
いろんな部屋を回るっていうPVなんですけど。
なので すごい楽しかったですね。常連のお客さんとか
来て、「今日はダメか〜?」とか言って。
エッチビデオ持ったご夫婦とかがいらっしゃって、帰されたりとかっていうのを見ながら・・
鬼:そういう日常のホテルの様子も知りつつ・・
堅:そうなんです。すごい面白かったですね。
鬼:あと他に
PV撮ったなかで
印象的なのって何か有りました〜?
堅:そうですね。最新の「いとしき日々よ」では、ドシャブリの中で撮ったり。
鬼:全身濡れっぱなし・・・
堅:濡れっぱなしだったり。「僕は君に恋をする」っていうPVの中では、
ニュージーランドの崖っぷちで歌ったみたり、いろいろですけど。
「夢のむこうで」っていう曲が、いま映画主題歌で流れてますけど、そのPVもとてもお気に入りです。
僕は出てないんですけど、犬目線で、家族が成長していく流れを、
時代を
ずっと犬目線で映しているっていう・・とても泣けるっていうか、いいPVになってます。
鬼:犬好きということで・・・
堅:犬、好きですね。物心ついたときから、ずっと犬がいるという生活で、好きですねぇ。
鬼:いま飼ってらっしゃる?
堅:僕、いま飼ってないんですけど、でも近所に家族が住んでいるので、その世話はよく行ってますね。
鬼:なんか、噂によると、今までは
犬を着飾ることに抵抗があったのに、
最近はトリミングをしたり、かわいい服を着せたり、都会に毒されてるという・・・
堅:(笑)そうですね。僕、出身が三重なんですけど、18まで。
そのときにずっと飼っていた犬っていうのは、外で飼ってて。田舎の犬って、割と放ったらかしっていうか・・
鬼:ご飯に味噌汁ぶっかけたのを・・みたいな。
堅:そうそうそう。僕、そのポールっていう犬をね、20年以上生きたんですけど、
絶対食べちゃいけない玉ねぎ・・いっつもあげてたんです。
鬼:(笑)はいはいはい・・知らないですからね。
堅:わかんないから・・。でも超長生きしたんですけど。
横:よかった〜。
堅:それぐらいもう
雑にというか。でも都会の犬って、すごくお行儀いいじゃないですか?
カフェでちょこんと座ってたりして。やっぱちがうなと思ったんですけど、
いま近くに住んでいる家族のところのは
チワワなんですけど、
やっぱこぅ買っちゃってますね、こぅボーダーの服とか・・。毒されましたね、とうとう。
鬼:さっきの、犬目線って言ってましたけど、
あれ実は、犬の歳考えたら、50過ぎのおっさんにヒラヒラの服着せてる可能性もありますからね。
堅:(笑)そうですよね。ほんとに人間のエゴですよね。
鬼:(笑)
考えてみないとね。
・・それはオス?メス?
堅:オスです。
鬼:結構いい歳?
堅:いや、まだ一歳です・・一年です。
鬼:じゃあまだ少年・・
堅:まだ少年。
鬼:まだ着飾ってもいい歳ですね。
横:じゃあその曲を紹介していただきたいと思います。
堅:西田敏行さん主演「星守る犬」の主題歌にもなっている、「夢のむこうで」という曲を聴いてください。
♪夢のむこうで
<ツアーの話>
横:こちらは3年ぶりのバンドスタイルのツアーということなんですけど、
ツアーのアイデアとかはもう出てたりしてるんですか?
堅:ぶっちゃけ、まだ全然。これからなんですけど(笑)
鬼:アルバム出来て、ホッとしてるところで・・(笑)
堅:そうですねぇ。これから徐々に考えていこうかなと。ほんとに全国を久々に回るので・・
鬼:3年ぶりですよね。
堅:はい、丁寧にまわって、丁寧に歌って行きたいなと思ってますけどね。
(関東公演のお知らせ)
鬼:地方公演って、その土地土地に行ったときに、馴染みの店とかってあるんですか?
堅:僕、あんまりグルメじゃないから・・・
鬼:あ、そうなんですか?
堅:うん、わりとそのコーディネーターさんっていうのかな・・
鬼:地元のかたが「こちら用意しときましたんで・・」って絶対なるじゃないですか?
堅:そうですね。そのかたにもうお任せで。あんまりこだわらないですね。
もう飲めればいいなっていう・・
鬼:じゃあリアクションも薄い感じで?
堅:いやいやいや・・「これ美味しい〜〜!」って
。何食っても美味しいと思うんで。
鬼:それは連れて来た人に対する「ありがとね」っていう意味の?
堅:いやいや、そんななんか「えっ??」っていうほどマズイとこに連れてかれることもそんなないから。
鬼:「あそこに行ったら、あの店のあれを食べたいんですよ〜」って言うこだわりもない?
堅:ないですねぇ・・。僕、ほんとにあの・・ぼんやりとした人間なんで。
横:ご自分で料理をしたりとかは・・?
堅:作らないですね。・・・ほんとにすみません、つまんない人間で。
鬼:食に対するこだわりがない・・
堅:めっちゃくちゃ食べるのは好きなんですけど、・・あんまりないですね。飲めればいい・・
横:お酒がすごくお好きなんですよね〜。
堅:はい。だからその・・生ハムとチーズがあればいいですねぇ。
鬼:ほう〜。
堅:はい。
鬼:レコーディング中のストレス発散とかは?
堅:ライブ前とか歌入れ前はお酒を控えるので、だからすっごいストレス溜まるんですけど、
泳いだり、体を動かすことが好きなのでジムに行ったり。
鬼:そっち方向に力をそいで・・
堅:そっちに、完全にヘルシー方向へ行きますね。
鬼:アルバム作っていくなかで、
・・ちょっと私もアルバム聴かせてもらったり、ライナーノーツ見たりした中で、
どうしてもその、ポップスって
明るい方へ明るい方へと、プロデューサーであったり
レコード会社であったりが求めたりとか。とくにこういう状況での中で・・。
堅:はい。
鬼:平井堅さんが最初に書いた詞を、もっと明るくって言われたところを、
最後そのままいったっていうことがありましたけれども・・
堅:はい。ありましたね。
鬼:それについて
平井堅さんが考えるポップスの詞とかって、特に意図はしてない・・?
堅:そうですね、その話は最後の「あなたと」っていう曲なんですけど、
『同じ孤独を重ね合いたい
あなたと』と書いて、プロデューサーの松尾さんが、やっぱり
「同じ孤独を重ね合わせる」って、ちょっと暗いというか、なんかこぅ傷の舐め合いっぽいから、
何か他のワードはないか?って言われて。
で、すぐ『同じ願いを重ね合いたい
あなたと』にしたんですけど。
歌入れの日になって、『願い』がイヤだったわけじゃないけど、
『同じ孤独を重ね合わせたい』っていうフレーズが
どうしても
自分にとって、一番この曲にふさわしいワードだな・・っていう思いが抜けなくて。
で、すぐ電話して、「『孤独』に戻したいんだけど・・」って話したら、
すごく印象に残っていたみたいで、ライナーノーツに書いて下さって。
鬼:平井堅さんにとって
『孤独』っていうのは、決してマイナスとか弱者のイメージではなかった・・?
(BGM♪あなたと)
堅:そうですね。あとその・・いま伝えたい気持ちっていうのが、
もちろん『願い』と『孤独』っていうのは、全然違う意味合いなんだけど、
その歌を聴いていただくと、その『同じ孤独を重ね合う』っていうのが『願い』につながる、
とてもパーソナルなものに感じたというか。
「人は一人なんだけど、一人じゃない」という思いが一番伝わるんじゃないかなと思って。はい。
鬼:そういう意味では、『願い』っていうと
答えまで言っちゃうことになるけど、その手前で・・というか。
堅:そうですね。それはもぅサジ加減というか、ほんとに作者の感覚でしかないんですけど。
僕自身は、『孤独を重ね合いたい』のほうが、・・うん、自分に正直な気がして。
鬼:それは、さっきCM中とかに話されてた時も、「小説よりも文字数が少ないですからね」っていう・・
堅:もちろん小説なんて、書けないですけども。
鬼:全部言い切っちゃたいソングライターがいる中で、そこはもっと余地を残して、
聴き手に想像してもらうっていうほうが
やっぱりしっくりくるんですかね?
堅:そうですね。それが理想ですけど、・・・なかなか難しいですけどね。
横:歌詞を噛みしめながら、じっくり聴いていただきたいと思います。
ということで、今日はたっぷりお話を伺いました。平井堅さん、ありがとうございました。
鬼:もう終わりなんですか〜?
堅:あっちゅうまですね。ありがとうございました。
鬼:ありがとうございました。
横:それでは、最後に曲紹介をお願いします。
堅:こんなにしんみり話したあとに、アホみたいな曲かけちゃうんですけども・・(笑)
鬼:アホみたいな曲大好きですよ・・このアルバムのなかの。
堅:じゃあ「Girls
3x」っていう曲を聴いてください。
♪Girls 3x
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