080404 ZIP FM「FLYING PARTY」  投稿者:ふぅ
  り:RIOさん


   BGM♪『POP STAR』


り「今夜のゲストの登場です。平井堅さんです。いらっしゃいませ〜〜♪」
堅「どうも〜。こんばんは。よろしくお願いいたします。」
り「よろしくお願いいたします〜。
  ちょっとキャンペーンも久々なんじゃないですかぁ?」
堅「キャンペ〜ンは、そうですね、久々ですね。キャンペーンは3年半ぶりぐらいかもしれぬ・・」
り「そうですね〜。
  あの、私たちはですね、平井堅さんはどうしていらっしゃるのかしらと。
  元気にしていらっしゃるのかしらと心配しておったわけなんですが。」
堅「え?? わりと低め安定で・・・。低空飛行でがんばっております。」
り「ハハハ(笑)低めではあるけれども、安定した感じでいらっしゃったということで」
堅「そうですね。しっとりと生活しています。」
り「よかったです。今日もよろしくお願いします」
堅「よろしくお願いします」
り「さぁ早速なんですけども、3月12日にリリースされましたニューアルバム『FAKIN' POP』、
  このタイトルの『FAKIN' POP』、なんかちょっとウソついてるみたいな、
  なんかニセっぽい感じのポップ?みたいな」
堅「アハハハハ(笑) ごっつい直訳でしたけども。」
り「すいません。そういう意味なのかなぁと思ったんですけど、コレどういうとこからきてるんですか?」
堅「そうですね、あの、ま、ぶっちゃけあんまり意味ないんですけども。」
り「はい。・・・意味ないんですか?(笑)」
堅「うん(笑) あの、たいした意味はなく、語感のよさで選んだんですが、
  まぁジャケットに、カラーフィルムを覗いてるみたいなジャケットなんですけども・・」
り「ピンクとミドリのね?」
堅「そうですね。それがちょっと『FAKE』と『POP』というのが、
  『fake star』と『POP STAR』という楽曲のそれぞれのロゴがピンクと黄緑だったんですけど、
  そのポップな世界とフェイクな世界をこぅ覗いているみたいな、皮肉っぽい意味合いもあったり〜、
  その『芸能界』とか、ちょっと『fake star』っていう楽曲に通じるところなんですけど、
  もうちょっと意訳すると、ちょっといびつなというか、こぅ完成美ではない、
  なにか欠落した世界こそが魅力的であったり、そういう人が魅力的だったり。
  音楽もそうなんじゃないかなという意味も込めて『FAKIN' POP』。
  『FAKIN'』イコール『POP』というか。
り「ほうほうほう」
堅「ちょっとフェイクぐらいがいいんじゃなかろうかという、そういう意味もあったりして。」
り「へぇ〜〜。でもすごく明るい感じでとらえられてますよね?」
堅「そうですね。はい。ハジけた感じで」
り「ね?ハジけてらっしゃる〜・・」
堅「『Rock'n Rouge』みたいな意味合いで感じとっていただければ。」
り「なるほど〜。ダンダンダン♪みたいな」
堅「(笑)なにがダンダンダンなのかちょっとわからないですけども。」
り「ふっふっふっ。ノリ的にね?」
堅「ノリ的に。」
り「すごく写真のほうもハジけてらっしゃいまして〜。」
堅「そうですね。ハジけてるか、こぅ〜モノクロかみたいな。わりとこぅ〜明暗くっきりな感じで、」
り「はいはいはい」
堅「楽曲もハジけてるところはブックレットもハジけてて、バラード系はモノクロで・・してみまして。」
り「遠くを見つめてらっしゃるようなね?」
堅「なんかね?ちょっとこぅ『センチメンタル堅』みたいなね?」
り「センチメンタル・・(笑)」
堅「陰鬱なワタクシと、躁状態のワタクシの二面性が・・。」
り「こういう、写真をとられるのにはすっかり慣れられたと思うんですけど・・」
堅「大っきらいですね。」
り「あ、そうですか?」
堅「大っきらいです。」
り「すごく自然な感じで撮られてるなぁと思うんですけど」
堅「大っきらいです。」
り「あぁそうですか〜。(笑)3回いいましたからねぇ。」
堅「えぇ。写真とられるのはホント苦手で。しかもまず笑えない。カメラ目線とかすごい苦手で。
  ま、これはあの〜(笑)初めてカメラ目線で、思いっきりカメラ目線なんですけども。
  今回、ちょっとがんばってやりましたけど。イヤですね〜。」
り「そうですか〜。この『ドヒャ〜』みたいな顔してるほうがまだ撮られやすいですか?」
堅「まだラク。それはもぅほんとにトランポリンに乗って、ジャンプしてるんですけども。
  スーツ・革靴でジャンプしてるんですけど、結構難しくてねぇ。
り「あぁそうでしょうね〜」
堅「う〜ん。あの、ちょっと足首グニャっとならないように気をつけながらも、笑える、
  ま、引き出し4つぐらいしかないんですけども、ポーズを空中でキメてみました。」
り「ちょうど『Twenty!Twenty!Twenty!』の曲のところなんで、」
堅「そこはちょっとエアギター風ですね」
り「ね。ぜひみなさん、トランポリンで跳ねてるのね!っていうところをチェックしていだきたいなと思います。」
堅「はい。」

   BGM♪『fake star』

り「そしてこの『FAKIN' POP』なんですけども、
  あの、3年半ぶりっていうお話は先程させていただきましたが、
  ちょっとこぅ心境の変化とか、今回のアルバムはちょっと前回とは違ったものにしようみたいな、
  最初からこぅコンセプトみたいなのはあったんですか?」
堅「いや、特に、そういうのはあんまり。
  コンセプチュアルなアルバムっていうのはまだ作ったことはなくて。
  今後は作るかもしれないですけど、基本的にいい曲詰め込もうということしかあんまり考えていないんですけど。
  でもなんか、その時々の自分というのがどうしても出てしまうので、
  そういう意味ではこの3年半のワタクシの人生だったり、生活だったり、思いっていうのがですね、
  わりと正直に赤裸々に出てしまったかなという・・・自己判断をくだしました。」
り「おぉ〜〜。なるほどねぇ〜〜」
堅「はい」
り「なんかね、歌詞とかをちょっと真剣に読み上げさせていただくとですね・・」
堅「読み上げ?・・(笑)」
り「あの〜・・こういう感じだったのかしら?あんなことがあったのかしら?・・と思うようなね?」
堅「ハハハ(笑)そうですね、そのへんはこぅ深読みしていただけるといいかなというね。」
り「ね〜。『UPSET』なんかすごくファンクっぽくて好きな曲なんですけど。」

   BGM♪『UPSET』

堅「ボクも大好きで、歌詞もキャキャキャキャ、キャキャキャキャ笑いながら。」
り「女子的にはキャッキャキャッキャなりますね。」
堅「なりますか〜? でもコレ、ボクが声を大にして言いたいのがもう、『二股禁止令』」
り「あ、コレ二股なんですか〜?浮気とかじゃなくて〜?」
堅「ま、浮気でも二股でもいいんですけども、こっちは本気なのにあっちは遊びだったという設定なんですけど。
  やっぱりこぅね、世の二股を軽い気持ちでやっている男子女子に対する警告ですね。
  ストップ!みたいな。やっちゃダメ!!みたいな。」
り「ストップ!二股!!みたいな。」
堅「ストップ!二股!!的な。もうね、許さない!」
り「あら?」
堅「ハハハ(笑)」
り「3年半にそんな?」
堅「いやいやいや、そういうことじゃなくてね。
  いろいろ・・こぅいろんな人のそういう軽々しくね、そういう方を見たりなんかしてると、
  許せないっていう気持ちから生まれた楽曲ですね」
り「なるほど〜。あくまでも人のことっていう(笑)」
堅「そうです。そういうところが逆にあやしいっていうね?」
り「あやしい」
堅「いやいやいや・・」
り「まぁそこらへんはみなさんのご想像にお任せしますが・・・。
  ということでほんとにね、そんなキャッキャキャッキャ面白いなっていう曲から、
  あの〜『写真』なんかは私ほんとに感慨深いっていうか・・・。
  あの、ウチもちょっと父を亡くしておりますので・・」
堅「あぁそうですか」
り「はい。ちょっと思い出したりなんかして。」
堅「そうですね〜。『写真』という楽曲はやっぱりそのものズバリというか、
  こんなに身におきたことをそのまま曲に書いていいのかしらというくらい・・・」
り「でもそれだからこそ、わたしたちのこころに響くというかね?
  私もやっぱり、そうよね!っていうふうに思えるところがあるので」
堅「そう思っていただけるとすごくうれしいですね。
  なんかこの曲はすごく自分のために書いちゃったようなところがあって、
  アルバムに入れるかどうかというのはすごく悩んだんですけど。」
り「そうですか〜。」
堅「はい。エゴのみの楽曲ってあんまり好きじゃないんで。
  そういうふうに共感していただけると救われるというか、有難いです。」
り「いろんなかたが共感されるのではと思いますので、みなさんもね、
  ぜひぜひアルバム聴いていただきたいと思います。」
堅「はい。」
り「そして4月23日には、このアルバムにも収録されております、
  『いつか離れる日が来ても』がシングルとしてリリースとなります。
     (BGM♪『いつか離れる日が来ても』)
  こちらはですね、4月26日土曜日から公開となります映画、『あの空をおぼえてる』の
  主題歌になっております。わたしはもう映画は拝見いたしましたけども。」
堅「ワタクシも拝見しました。よかったですね。」
り「よかったですよね〜。すごく家族の映画で。ロケが岐阜ということでですね、」
堅「あれ、岐阜なんですか? 知らなかった。」
り「はい。ここから近いということもありまして。自然がたくさんでね。
  あの雰囲気もすごくいいですよね。」
堅「うん、そう。なんかお涙系なんですけど、ちょっとこぅファンタジックな部分もありつつ、
  子役のかたがたもいいし、水野さんも竹之内さんもすごいステキで。」
り「ねぇ。ぜひ映画のほうもみなさん、きいていただきたいと思います。
  そして、今後の予定といたしまして、シングルリリースと同じ4月23日に
  DVD『Ken Hirai Films vol.9』がリリースになります」
堅「ねぇ。いま知りました(笑)ビックリした〜〜今。」
り「あぁそうですか〜(笑) 同じ日なんですよ〜。」
堅「そうですね(笑)」
り「ま、あのNEW情報ということでね、すごいZIPPIEはレアだよ、これ。情報が聞けて。」
堅「そうそうそう。もうHAPPY上積みってことで。」
り「HAPPY・・・(笑)」
堅「HAPPY上積み??ってよくわかんないですけども(笑)すみませんねぇ。」
り「4月23日にDVDがリリースになります。まちがいなく」
堅「はい。まちがいなく」
り「こちらもぜひセットでご購入ということでどうでしょうか?」
堅「はい、お願いします」
り「そして5月2日から全国ツアーがスタートするということで、毎回ライブ面白いですよねぇ」
堅「そうですか?(笑) ちょっと久しぶりのオリジナルアルバムをひっさげてのフルバンドツアーなんで、
  縦横無尽に動き回る平井堅をぜひ、ご堪能あれ」
り「はい。5月の23日金曜日、24日土曜日、場所は日本ガイシホールとなっております。」
  その他詳しいことはウェブサイトでチェックしていただければと思います。」
堅「はい。」
り「じゃぁ、お時間が近づいて参りましたが・・。」
堅「あっちゅーま。」
り「あっちゅーまなんで、最後にZIPPIEのみんなにメッセージをいただけますでしょうか?」
堅「はい。あの、ニューアルバム『FAKIN' POP』、あぁうっかり聴いてないわっ!ていうかた、
  ほんとにね、一生恨みますので、ぜひ、つるりんこと聴いていただきたいのと、
  先程も申し上げましたとおり、ライブでぜひ喜びを分かち合いたい・・・そんなふうに思いますし、
  まぁあの、めっきり春めいてきましたから、あの、あんまりね?ちょっとこぅ・・」
り「なんやろ?フフフッ」
堅「(笑)あんまりさかりがつくっていうか、気をつけて・・」
り「そうですね。春はね。」
堅「春はね、ちょっと危険ですから、ちゃんと・・・」
り「なっちゃいます。」
堅「なっちゃうんですか?(笑)」
り「いえいえ、どうかしら?(笑)」
堅「あの・・・程よい性生活をね、送っていただきたいなと思います。以上です。」
り「(笑)はい。わかりました。ありがとうございました」
堅「ありがとうございました」
り「じゃぁ最後に一曲聴きながら、お別れしたいと・・。なんか行きにくいですね。(笑)」
堅「もうなんかね、この曲をつぶすかのような話で終わっちゃいましたけど、
  この曲で綺麗にまとめるということで、はい。」
り「はい。お願いします。紹介してください。」
堅「『FAKIN' POP』の最後に収録されている『写真』という曲を聴いて下さい。」
り「今夜のゲストは平井堅さんでした。ありがとうございました」
堅「ありがとうございました」



♪『写真』