090518 T-FM「A・O・R」@  投稿者:ふぅ
  ☆毎日1曲ずつ、「Ken's BarU」から紹介していくようです。

1日目は「HEART OF MINE」についてでした。



ボビー・コールドウェルの曲なんですけれども、
僕はAORというのがとても好きで、
特にデビューの頃、'ジャパニーズAOR`なんていう肩書きでデビューしたんですね。
今回、そんな大好きなボビー・コールドウェルの「HEART OF MINE」をカバーさせていただきました。

この曲は、曲もステキなんですけども、歌詞がとってもせつなくて。
まぁ失恋の歌なんですけど・・「HEART OF MINE」ですからね。
(ボクの中にある心が、君なしでどうやってSURVIVEできるのか。
君がほかの人とキスをしているのに、どうしてボクの心はまだ波打っているんだ、
脈うっているんだ、心臓は動けるんだ?・・・)っていう、
とてもせつないラブソングなんですけれども。

今回は小野リサさんがギターとコーラスで加わってくださって、
ほんとに素晴らしいミュージシャン・アーティストで、大ファンだったので、
一緒に音楽を作ることができて、ほんとに嬉しかったです。

ということで、「HEART OF MINE」、ぜひ聴いていただきたいなと思います。

平井堅でした。


♪「HEART OF MINE」

090519 T-FM「A・O・R」A
 投稿者:ふぅ  
 
☆2日目は「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」でした。



今日お届けする曲は、「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」です。

この曲は、Ken's Barでも何度かカバーさせていただいていて。
今回「Ken's BarU」を制作するにあたって、
「一曲、もう何にも考えずに平井の歌いたい曲選んでいいよ!」って言われて、
この曲を選んだっていうくらい好きな曲です。

まぁ、せつない曲がとても好きなんですけど、
この楽曲っていうのは、
「せつない大賞」、「これ以上せつないことないで賞」を勝手に捧げたいぐらい、
イタ気持ちよい・・・気持ちよくないか、
こぅ・・SADな感じがね、苦しい恋心っていうか。
そしてそれが相手に伝わらない片思いのせつなさと、
でも両思いにはない・・なんていうかPUREさが存分にこれ以上なくつまっている、
そういうところがとても好きで。

歌いながらも「いい歌だな」としみじみ思う楽曲であります。
みなさんに聴いていただけると嬉しいです。



♪「僕がどんなに君を好きか、君は知らない」

90520 T-FM「A・O・R」B
 投稿者:ふぅ
  ☆3日目は「LATELY」でした。



今日ご紹介する楽曲は、スティービー・ワンダーの名曲中の名曲「LATELY」です。

この曲は、まぁスティービー・ワンダーですからね、ほんとに難しいんですけれども。
好きという気持ちで、もうその気持ちだけで歌ったっていうことなんですが。

大好きなソウルシンガーである、フランク・マッコムに、Rhodesとコーラスを担当していただき、
そしてPE'Zからはベース、楡原正弘さんに加わっていただきまして、素敵なアレンジになりました。

「LATELY」も、歌詞がもう「えぇ??」っていう、笑いそうになる(笑)、
彼女がね、こうね・・浮気してるんですよ・・・まぁ早い話。
香水つけて出掛けたり、夜ほかの男の名前言ったりとかするんだけれども、
僕は結局つらいけど何も言えなくて泣いちゃうんだ・・・っていう、
「もう・・しっかりしろよ!」っていう曲なんですけど、
なんていうか、ちょっと共感しちゃうこの弱さ、せつない楽曲ですけど。

でもね、あんまりこぅ歌詞ばっかりを感じていると、哀しすぎるので、
なるべくあんまり湿度をね、あんまり高くしすぎずに歌ってみましたが、
聴いていただけると嬉しいです。



♪「LATELY」

090521 T-FM「A・O・R」C
 投稿者:ふぅ
  ☆最終日は「Stardust」でした。



今日お届けする曲は、ジャズのスタンダードナンバー「Stardust」です。
この楽曲は、ナット・キング・コールの楽曲の歌唱で初めて聴きました。
そして、美空ひばりさんも歌われているということで、
ひばりさんのジャズの盤というのはすべて持っていたので、愛聴していたんですけども。

今回、時空を超えたデュエットということで、ほんとに畏れ多いことですけれども、
こんな素敵なことができるのであれば・・っていうことで、
勇気を持って、勇気を出して、デュエットさせていただきました。

ほんとに、そのナット・キング・コールと、
・・・まぁなんかそれを言うのもちょっとおこがましいんですけれども、
ナタリー・コールじゃないんですけども、
そのひばりさんの素晴らしいヴォーカルを、
なるべくこぅ〜なんというか、傷つけないようにというか、穢さないように、
ボクは、なれるわけないですけれどもナット・キング・コールになったつもりでですね、
低音で囁いてみたり、時にはやさしくハーモニーをつけてみたり、ユニゾンで歌ってみたりっていう、
ひばりさんのヴォーカルを、上にいったり下にいったり、包み込むような気持ちでレコーディングしました。
ぜひ、みなさんにも聴いていただきたいなと思います。



♪「Stardust」